この記事は、【 可茂IT塾 Advent Calendar 2025 】の7日目の記事です。
こんにちは。可茂IT塾メンバーのmakumaakuです。
現在はエンジニア6年生になりました。5年間の振り返りから1年が経ち、新たな経験を積むことができたので、今回は6年間の経験を振り返り、まとめていこうと思います。
僕がエンジニアになる前からエンジニア5年目までの経験談は以下の記事にまとめてあります。 興味があればぜひ読んでみてください。
https://www.kamo-it.org/blog/engineer_five_years/
https://www.kamo-it.org/blog/engineer_three_years/
エンジニア6年目は、これまでとは違う意味で苦悩の多い1年となりました。
2025年はカーボンクレジット取引所サービスJCX Mobileの開発に注力してきました。
2025年1月にリリースを迎え、取引所という複雑なシステムの開発/運用を経験しました。
経験自体はとても価値あるものだと感じましたが、時間が経てば経つほど厳しい現実が見えてきました。
「そもそも市場がないのではないか?」
どれだけ良いプロダクトを作っても、市場が小さければ伸びる未来が見えません。
新機能をリリースしても、ユーザー数は思うように伸びず、開発した機能が使われない日々が続きました。
「これを作って本当に意味があるのだろうか?」という自問自答を繰り返す日々でした。
いやぁ、モチベーションの維持が非常に困難な時期でしたね。
正直、この時期が一番精神的にきつく、開発メンバーも精神的にこたえていました。
現在は会社の方針を一転し、JCX以外への注力をする方針となったため多少心が楽になりましたが、作ったものが伸びない悔しさを味わいました。
フリーランス時代には感じなかった「ジョブとしてでなく、会社として困難に立ち向かう」という経験は、辛くもありましたが貴重な財産になったと思います。
そんな中、2025年5月29日に合同会社Boringを共同創業することになりました。
同じ案件で出会った3人で創業しました。
コンセプトは「なんか地味だけど、必要だった」そんなツールだけを作ること。から始まりました。
Boringという社名も「地味だけど確実に需要のある」、「流行りの仮想世界でなく、物理世界での体験につながるサービスを作る」というのが由来です笑
市場の伸び悩みに悩んでいた時期だったからこそ、「確実に誰かの役に立つ小さなツール」を作ることの価値を強く感じました。
市場があるところのX%取れたらいいなぁ。というようにマーケットがあることの大事さを噛み締めていました。
そんなBoring社ですが、現在は以下のようなサービスやメディアを運営しており、自社のプロダクトでどこまで戦えるのか!という新たな挑戦の最中です!
現在は、日本GXグループ株式会社での勤務を週3に調整し、残りの時間で合同会社Boringとして活動しています。
週5から週3になったことで、
と良い意味でも悪い意味でも新たな経験ができていると感じます。
プレッシャーなどありますが、挑戦というより実験というマインドで頑張りたいと思っています!!
エンジニア6年目は、「伸び悩みという苦悩」と「新しい挑戦」が同時に訪れた1年でした。
苦しい時期もありましたが、その経験があったからこそ、新しい価値観や働き方に出会えたのだと思います。
可茂IT塾で育てていただき、フリーランスを経験し、会社員になり、そして今度は自分で会社を作る。
少しずつ成長はできているのかなと思います。
7年目はエンジニア以外の領域で成長します。
現在の活動:
可茂IT塾ではFlutter/Reactのインターンを募集しています!可茂IT塾のエンジニアの判断で、一定以上のスキルをを習得した方には有給でのインターンも受け入れています。
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