iOSアプリをAppleのチームアカウントで実機ビルドするまでの最小限の手順

この記事は、【 可茂IT塾 Advent Calendar 2022 】の24日目の記事です。

昔はiOSアプリを実機ビルドするまでに証明書まわりの手順が複雑だったのですが、最近の仕様をアップデートしておらず、今はどうなんだろうということで調べてみました。

App Stora Connectにメンバーを追加する

「Developer」の権限と「Certificates, Identifiers & Profiles（証明書、ID、プロファイル）へのアクセス。」にチェックを入れて新しいメンバーをチームに追加します。

Xcodeでアカウントを追加する

先ほどApp Store Connectに追加したApple IDをXcodeに追加します。
「Xcode」>「Settings」>「Accounts」に追加します。

プロジェクトの設定

プロジェクトをXcodeで開いて、「Signing & Capabilities」に移動します。
「Automatically manage signing」にチェックを入れ、「Team」を所属のチームに変更します。

デバイスの登録

Runするデバイスで実機を選択すると、

Device "XXX" isn't registered in your developer account. The device must be registered in order to be included in a provisioning profile.

というエラーが出るので、「Register Device」のボタンをクリックします。

実機ビルド

あとはRunボタンを押すと無事実機でビルドができます。

以前に比べてだいぶ楽になりました！