Obsidianを使い始めてしばらく経ち、ようやく自分に合った使い方が固まってきました。 この記事では、試行錯誤の末にたどり着いたノートの整理方法と運用ルールを紹介します。

まず前提として、目的ごとにノートツールを使い分けています。
Obsidian(PC専用) 主に技術メモや開発ログを記録しています。PC上で作業が完結する内容だけをメモする方針です。 ノートはGitHubに保存していますが、別デバイスからは利用しません。 理由は、同期設定や競合管理の手間を避けたいからです。
Notion 日常メモ・ライフログ・タスク管理などをまとめる場所です。 スマホからでも手軽に開けるのが強みです。
こうして役割を分けておくことで、「技術系はObsidian、生活系はNotion」と頭の切り替えがスムーズになりました。
Obsidianを使い始めた当初は、ノートをジャンル別にフォルダで整理していました。 たとえば「Python」「サーバ設定」「AWS」など、テーマごとにフォルダを作って分類していました。
最初のうちはわかりやすかったのですが、ノートの数が増えるにつれ問題が出てきました。
結果として、フォルダ構造を維持するのがだんだん負担になり、 「分類よりも、すぐ書けてすぐ探せるほうが大事」と思うようになりました。 そこからタグでの管理に切り替えました。
以前(フォルダ管理)

以後(タグ管理)

タグ運用にしてから、ノート探索のストレスが一気に減りました。
#タグ名 を打てば瞬時に関連ノートを一覧できますタグで整理するようになってから、ノートが"どこにあるか"ではなく"何について書いたか"で探せるようになりました。
この考え方は、以下の動画に影響を受けています:
👉 原初のZettelkastenを再発明してしまったかもしれない話【Obsidianノート術】 - YouTube
ノートは日付単位のフォルダにまとめています。 厳密な分類はせず、「いつ書いたか」だけで分けます。
具体的には、テンプレートからノートを新規作成すると、自動的にその日のフォルダに保存されるようにしています。
Obsidianでは豊富なMarkdown記法が使えますが、あえて最低限しか使わないようにしています。
特に見出し記号(#)はほとんど使いません。 理由は以下の2点です:
見出し構造を作るコストが高い
装飾が多いと逆に読みにくくなる
その代わり、行間やインデントで視覚的な区切りを作っています。 「書きやすさ」と「探しやすさ」を優先した結果、このスタイルに落ち着きました。
Obsidianは自由度が高いからこそ、運用ルールを自分で決めることが大事だと感じました。 この方法が誰かの参考になれば嬉しいです。
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