約15分で完成した、Gemini CLI × Flutter拡張によるTODOアプリです。AIと対話するだけでここまで作れてしまうのは驚きでした。
Flutter Extension for Gemini CLIは、Googleが提供しているAI開発CLIツール「Gemini CLI」にFlutter専用拡張を追加することで、AIがFlutterアプリの設計から実装まで自動生成してくれるツールです。
このツールを使うと、AIが以下のような作業を担当してくれます:
flutter create
すら不要!)まず、Gemini CLIをnpm経由でインストールします。
npm install -g @google/gemini-cli
gemini --version
# 0.8.2
CLIが入ったら、次にFlutter拡張を導入します。
gemini extensions install https://github.com/gemini-cli-extensions/flutter
これでFlutter関連コマンドが使えるようになります。
/create-app
でTODOアプリを作成実際に試したコマンドはこれだけです。
gemini
> /create-app TODOアプリを作りたい
この一言を入力すると、Geminiが次々に質問をしてきます。
といった内容を答えていくと、自動的に要件定義書(spec)が生成されます。そのspecに基づいてGeminiがコードを生成し、アプリをビルド可能な状態まで整えてくれました。
下記の二つのファイルが生成されました
(github公開しているのでそちらからの確認もできます)
15分ほどでTODOアプリが完成してしまいました。しかも、私はFlutterコマンドを一度も叩いていません。すべてGemini CLIが代わりに実行してくれます。
flutter create
flutter pub get
flutter run
といったコマンドを自分で打つことなく、Geminiが裏で進めてくれるのはちょっとした衝撃でした。
体験して印象的だったのは、開発がまるでスペック駆動開発(Specification Driven Development)のようだったことです。
最近何かとホットなワードですね
私自身はKiroエディタを用いてスペック駆動開発をおこなっていますw
AIが質問を通じて仕様を明文化し、その仕様(spec)に沿ってコードを生成していく流れは、まさに最近流行しているAI×仕様駆動の開発プロセスを体現していますね。
/create-app
コマンドだけでFlutterアプリを生成できたGemini CLI × Flutter拡張は、単なるコード自動生成ではなく、「AIと共同で設計しながら開発する」体験でした。
今後は/modify
や/commit
コマンドも試して、既存アプリの拡張や保守もAIと一緒に行ってみようと思います。
可茂IT塾ではFlutter/Reactのインターンを募集しています!可茂IT塾のエンジニアの判断で、一定以上のスキルをを習得した方には有給でのインターンも受け入れています。
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